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事例: 生産管理システムの再構築と業務改善支援


生産管理システムの再構築と業務改善支援

業種

製造業(受注製造加工: 売上30億程度の規模)

背景

システムの機能の変更を最小限に行い、独自の運用方法を構築することでシステム変更費用を最小限に抑え、オフコンベースの生産管理システムで効率よく運用されていた。 しかし、リプレイスのタイミングを逸してしまうと同時に新生産管理システム導入の検討が遅れたため、新たに導入した自動倉庫との連携も不十分な結果であり会社の全体最適から外れた運用が問題になっていた。 その結果、将来を見据えたシステム構築と導入が遅れてしまった。

問題点

  • バッチタイプのシステムのため思うような処理に変更ができない。
  • 結果として製品別(技術)管理担当制による運用での効率化できているように見えたが、担当者采配で運用する為、在庫・受注・出荷、ルールによる効率化、合理化を困難にしていた。
  • 多品種のため管理担当者でしか熟し切れない状況があり、基準情報(各種マスタ情報)基づく自動処理化の阻害要因になっていた。

支援内容

  • 導入するシステムをパケージかスクラッチ開発かの検討を実施
  • 将来を見据えた生産管理システムの検討
  • 受注情報に基づき発注、製造計画、工程指示、在庫管理、出荷、会計システムとの連携までの運用の見直しを実施
  • 製品別管理を各工程別にいできるようにグループごとに運用の見直し実施
  • 運用の見直しに伴い端末等の配置、LANの再構築実施

結果

  • コスト面と機能を考えパッケージシステムをカスタマイズする形で導入
  • 各工程に生産指示を出せる端末を配置
  • 受注入力は一元管理し、人員の削減を実現
  • 生産計画は受注ベースと計画生産のハイブリッド型導入
  • ネットワークは一元管理できるように、社内全体の再構築を実現